この投稿は趣味に取り組むリアルな風景をストーリー風に紹介しています。「ものづくりが好きな方」「趣味を探している方」「拙い文章を読んでくれる方」ちょっとした時間に読んで頂けたらすごく励みになります。また、アドバイスなどがありましたら是非コメントの方によろしく願いします。
投稿者『ふくろうマン』についての紹介
書斎が欲しい!
みなさんは書斎など個人スペースはありますか?
1.漠然とした願望・欲求・憧れ
前回投稿した経緯でオレはガンプラを再開することにした。
昔使っていたニッパーや使えそうなヤスリなど引っ張り出し、着々とプラモデルを作る準備を整えていく。
「休みの週末から始めよう!」
買っておいたガンダムの箱の上に準備したニッパーやヤスリなど置いておき、すぐに始められるよう今か今かと週末の訪れを待ち望んでいた。
そこで一つの課題が頭に浮かび上がる。
「どこで作ろうか・・・」
リビングだと邪魔になることはわかりきっている。一応寝室という名の嫁の部屋はあるが、毎回しっかり片付けない限り邪魔になるのはわかりきっている。
課題と同時に、オレのなかで決して今の現状では叶わない願望も浮かぶ。
「書斎っていいなー」
そんなこと思いながら週末を迎える。
2.己の現実とはかけ離れたメディアが発信する流行
オレは製造業なのでデスクワークともあまり縁がない。そのため書斎みたいな個人スペースが欲しいなんて言ったとしても「無駄なスペースだ」「必要ない」と言われるのは目に見えている・・・
昨今では、おうち時間の過ごし方の関心に伴い、書斎などといった個人の省スペースの需要が増加している。
と、テレビを観ながら感じていた。
しかしその一方ではオレのように
「書斎なんて家でもリフォームするか新築で買わないと無理だろ、てか書斎あるやつなんてほとんど居ねえだろ」
と妬んでいた。
作業スペースの解決策はなかったが、待ちに待った週末が訪れる。いつもの休日よりも少し早めに起き、とりあえず先週買っておいたガンダムを眺めながらモーニングコーヒーを済ませ、朝飯も食べずに作業に取り掛かる。
「よし、つくるか!」
終わったらその都度しっかり片付けるという条件でリビングにキットを広げた。
「説明書ってこんなにわかりやすかったんだな」
10年以上のブランクがあったため、そもそも説明書を理解できるかどうか不安だったがさすがに問題なかった。
むしろ、大人になった今の方が理解できるくらいだった。
いざ作業を始めると時間を忘れるように夢中になり、胴体や脚などパーツ一つ一つ出来上がる度にワクワクしていた。
オレが今回作った”HG”シリーズは比較的組み立てが容易ということもあり、4時間ほどで完成した。
ひと通り作業を終えたオレは条件通り、キレイに片付けた。ガンダム1体つくるだけなのに意外とスペース使うし散らかっている。
「毎回広げて片付けるのめんどくさいな」
この先関連ツールも増やしていきたいが、収納スペースがない。それに、週末だけではなく平日も趣味としてコツコツやっていきたいと考えていた。
そしてオレのささやかな希望
「せめて省スペースを確保し、理想のデスクでやりたいことがしたい!」
inkfloによるPixabayからの画像
2.1 【商品紹介】理想の作業空間
価格:5,680円 |
パソコンや趣味であるプラモデルの関連ツールなど収納しておきたい小物が多くなってしまいます。そのため付属している収納が充実しているとあちこちで片付けなくて済み、使うものが常に手に届くところにあるので作業効率も改善されます。(オレは作業効率上げなきゃいけないほどのことはやってないが)
しかし、オレがもっと憧れていたのがカウンターテーブル
ワークデスク MW カウンター テーブル 天然木 無垢材 送料無料 カントリー アンティーク 勉強机 リビングテーブル emuz-mode 価格:45,000円 |
横長になっている分場所をとってしまいますが、大きい割にはあまり圧迫感なく部屋に馴染みやすいです。
引き出しが付いていたり小さい棚くらいなら置けるので、収納の面でも困らないといえるでしょう。
個人的にはこれくらい存在感があった方がカッコイイからこそ、ここで頑張ろうっていう気持ちになれる気がします
プラモデルを作るときは広くスペースをとって作業することが多いため、カウンターのように横長になっていた方がストレスが軽減されます。
3.日常に訪れる異空間
オレの心の中でカウンターテーブルへの憧れが次第に強くなっていった。
暇さえあれば無意識にネット通販で種類や価格、相場など調べている。そして、調べれば調べるほど諦めたくもなった。理由は
「意外と高けえ・・・な」
予算とかは特に決めてはいなかったが、所詮かじり始めた趣味なんかにに数万円はちょっと気が引けてしまう。
「やっぱりオレにはまだ早いな」
さらにスペースもなかなか難しいということもありカウンターテーブルを断念することにした
それから1週間経ち、用事があってホームセンターに足を運んだ。買い物を済ませて車に乗り込みエンジンを付ける。何となく店の方に目をやるとある場所に興味を示した。
『資材館コーナー』だ
「そういえばホームセンターとかの資材館の方って行くことないな、木材とか売ってるんだっけ?」
オレは車のエンジンを一度切り再び店内へ戻る。
今までは職人さんしか踏み入れることのにないと思っていた空間へオレは入る・・・
「Wow・・」
そこには普通乗用車には積めないくらい長い木材、一人では持てないくらい重たそうなサイズから小さいものまで数多くの材料が並んでいた。木の種類もいくつかあり、想像以上の世界が広がっていた。
オレは無心で手に取るなり眺めたりした。
そして、オレは気付く
「木って大きさの割に値段が安いんだな」
市販されている家具の価格の感覚があったため、いざ原価を目の当たりにするとそう感じてしまった。
「もしかして、自分でカウンターテーブル作れば安く済むかも・・・!」
そんなことも思いながら、ある商品と出会う