やっぱりCADとかないとダメなのかな?
CADで作成された設計図を見たことありますか?
スマホなどでDIYについて調べているとたまに見かけますよね?
初心者の頃にあれを見ると
「自分もこんな風に設計図を描かなきゃいけないのかな?」
なんて思ったりして、
DIYを始めるのが少し不安になったりしました(^-^;
結論から言うと、
簡単なスケッチ程度の準備は必要です
そもそもなんだけど・・・
(これ結構大事)
製造業や大工など、ものづくりという類の職業において設計図は非常に大事な準備です。
僕自身も製造業に勤めており、ちゃんとした設計図がないと仕事にならないくらいです。
ただ!
趣味程度のDIYならはっきり言って
CADを必要とするほどの設計図は必要ないと思っています。
とは言え、
簡単なスケッチ程度の準備は必要というかあった方がいいんじゃないかなと思っています。
絵心のない僕にはスケッチすら厳しいわ
ということで
簡単なデザインを
CADを使わずにサクッと設計図を描いてみよう!
簡単な設計図を描く流れ(動画あり)
動画をご覧いただく前に、手順を簡単に説明します。
手順①正面の絵を描く
手順②斜めの線を描いて立体感を出す(投影法)
手順③寸法線と寸法を記入する
文面で説明するとたったこれだけですね^^;
あとは想像力!
かなりシンプルな作品で紹介しましたが、
どんな作品もこの方法である程度描けるハズです!
まずは、自分自身がどんなカタチのものを作るのかイメージすることが大事になります。
まずは、自分自身がどんなカタチのものを作るのかイメージすることが大事!
これまでに描いた僕の設計図の軌跡
これまでに僕が描いてきた設計図を「古い順番」つまり、
経験の浅い順番で5つピックアップして紹介します。
※画像が見づらいので、タップして拡大して確認してもらえれば(^-^;
1.一番最初に描いたスケッチ
『カウンターテーブル』~初めてのDIY【No.1】 2020/3/××
これがおそらく一番最初に設計図っぽく描いたものですね。
スケッチみたいなもんです。
「作ろうしているものが実際にどんな風にできるのだろう」
経験がないから想像力も乏しいんです・・・
「作るために設計する」というよりかは
「頭の中のイメージと完成したもののギャップ」を少なくするための作業でした。
まずは絵を描いてみる作業は大事かもしれませんね
2.ほんの少し難易度が上がった時の設計図
『たんす』~引き出し作るのも一苦労なんだな【No.6】 2020/10/××
これもまだまだ初心者の頃の設計図です。
ちょっと難しい作業になると加工作業や材料も増えてきました。
それに伴って「必要な材料」や「加工する材料の寸法」など
細かいポイントをなるべくメモするようになってきましたね。
3.各寸法に正確さが求められた設計
『ジョイントテーブル』~パソコン専用のスペースを求めて【No.11】 2020/11/××
この作品は、設計に間違いがあると失敗してしまう作業でした。
とはいえ、この頃もまだまだ組み立てる想像力が弱かった・・・
だから、なるべくイメージを完成形に近づけようという気持ちで、
全て定規を使って描きました。
寸法線や寸法をしっかり書きこんで材料の準備や作業に備えていました。
4.設計段階では完成イメージが困難な作品
『実用性のない本棚』~遊び心を取り入れたくて【No.20 2021/12/××
これは、ほとんどアイデアだけで取り組んだ作品。
CADを使ってサイズ感などを正確に描けているわけではないから、
完成イメージがまったく湧いてこない・・・
なので、設計図と実物のサイズ感みたいなのがだいぶ違います^^;
それでもなんとかなります!
チャレンジしてみるような作品の場合は、
おおまかなスケッチに加えて、
定規やコンベックス(メジャー)を手に取りながら大きさをイメージすることも必要ですね(^^)/
5.DIY作業に馴染んできた頃の設計図
【DIY】杉のマルチツールワゴン~撮影台やディスプレイ【No.27】 2023/10/××
DIY作業全般に少し慣れつつもあったので、
フリーハンドでサクッと描いた絵でも作品のイメージができるようになってきました。
とはいえ、
今回すべてのスケッチは載せていませんが、
各パーツごとの設計は今まで以上に細かく分けて書いています。
DIYの難易度が少し高くなるだけでも、設計に間違いがあったりすると
実際の加工作業などに支障が生じて作業が進まなくなってしまいます。
DIYを続けていくなかで,
設計図が上手く描けるかどうかよりも設計の正確さの方が大事かもしれませんね
まとめ
CADを使わずにデザインや設計図を描く様子を紹介しました。
僕レベルが作る作品なら必ずしもCADを必要とはしません。
紹介した僕のスケッチは、恥ずかしながらキレイに描いたものではなくお見苦しい絵だったかもしれません。
しかし、
僕が一番伝えたかったことは、
「自分が見て理解出来てればオッケー」
ということです。
多少線が曲がったり汚かったりしていても、
「どうやって組み立てるか」
「材料の寸法がどうなっている」
このポイントさえ把握できる設計図ならば、問題なく作業に向かえます。
実際に作業を始める前に
どうすればいいんだろ?
みたいな瞬間を少しでも減らすために、
まずは真っ白な一枚の紙に
自分の思い描く作品を描いてみましょう!