【DIY】丸ノコの精度ってそんなに必要なの?【図で説明】

DIY入門向け
フクロ―
フクロ―

結局さあ、丸ノコの違いってコードが付いているかどうかじゃないの?

DIY3年目まではそう思っていました。

ども、フクロ―です。

>>>「丸ノコ精度とは?」

作品を作り続けてきた中で、めちゃくちゃ大事なことに気が付き始めました。

それは・・・
丸ノコの精度の重要性

です。

これにもっと早く気付いていれば、
もっと完成度の高い作品を作れたかもしれない。。。

と、後悔すら覚える今日この頃。

今回のタイトルが
丸ノコの精度ってそんなに必要?
ということで、

僕が答えるなら、

長く続けて、上達させたいなら必要

木材をちょっとカットする程度なら必要な

この2択ですね。

とはいえ、丸ノコって購入すると結構値段が高いですよね~

なので、この記事を読んで頂いて

ハイスペックの丸ノコが自分に必要かどうか

といったところを悩んでもらえたらいいなと思います。

購入するにあたっての補足

・コード式の安い製品で1万円以下
・コード式の良いグレードの製品で3万程
・コードレスの良いグレードの製品で6万程

ざっくりとした相場はこんな感じです。

「そんなに使うわけじゃないしコード式の1万円程度で買っておけばいいや」

というスタンスの人も多いハズ!

でも、

こんだけ使うんだったら初めからいいもの買っておけばよかった

と、人によっては後々後悔することになるかも?

本当に趣味として使う頻度は様々だとは思いますが、
少なくとも「これから続けていきたい!」という方には是非知っておいてもらいたい内容です!

まずは、丸ノコの「精度」について説明しておきますね。

丸ノコの精度って何?

精度とは「平行」「直角」のことを示します。

2×2材っぽいの図でそれぞれ説明してみます。

1.ガイドと切断部分の「平行」
2.材料上面と切断面の「直角」

主にこの2種類です!

それぞれ少しだけ補足させてもらいます。

1.丸ノコガイドと切断部分の平行

丸ノコガイドに対して、カットしたラインが平行になっているかどうかです。

この精度は、グレードの良い製品でしか調整できない場合がほとんど。
なので購入したらまず、試し加工を行って確認してみた方がいいかもしれないですね(^-^;

スコヤなどあててみて気になる場合は店頭に相談、最悪の場合ベース部分のみ交換といった対応をしてもらう必要があります。

ちなみに・・・
1万程の価格の製品ではアタリ・ハズレがあるらしいので、
既に所持している方、これから購入する方は要チェック項目ですね。

2.材料上面と切断面の直角

上面(丸ノコベースを滑らせている材料の面)と切断面との直角度です。

この精度は、購入時に自分で微調整する必要があります。
一応角度調整するメモリはどの丸ノコにもついていますが、
そのメモリに合わせてもバッチリその角度にはなっていない、と言ってもおかしくありません!

なので、実際に加工する直前に試し加工を行い角度を微調整する必要があります。

角度調整後の試し加工は必須項目!

精度が不十分だとこんなことになるよ(図説)

「平行のズレ」「直角のズレ」これが生じているとこんな感じで困るよ、
というポイントをそれぞれツーバイ材をイメージして例を挙げてみます。

平行のズレ

ベンチやテーブルを作るときに使う「幕板」や「つなぎ板」の場合
上の「幅①」と下の「幅②」で寸法に誤差が生じてしまうケースがあります。

ベンチやテーブルの場合

さらに、接地面も隙間が生じて固定が不安定になります↓↓

不安定な接地面
直角のズレ

次の図のように、切断面で板を支えるように使う時は
直角を保てず斜めのまま支えてしまうようになります。

上の図のように、不安定な状態でビス止めなどで接合した場合、
全体的に傾いてしまいます。

>>>実際に傾いて、修正した作業

過去作の失敗例(2選)

丸ノコ精度が原因で作業がうまくいかなかった例を写真で2つ紹介します。

「ダイニングテーブル」の脚

固定した時にこれだけのズレが生じていました。

シリコン

シリコンを重ねて対応。
見た目がカッコ悪い。。。

>>>『カフェ板を使ったダイニングテーブル』

『ツールワゴン』の棚

箱型の棚の柱が直角に固定出来ず、引き出しを設置する幅が偏ってしまいました。

詳細はこちら↓↓

>>>『杉材のマルチツールワゴン』

それぞれのオススメ工具を少し紹介

「これから長く使って上達していきたい」「とりあえず早くカット出来ればいい」
という方それぞれにおススメする製品を参考程度に紹介します。

また電動工具は、各ホームセンターで店頭に置いていない場合がほとんどなので、
通販サイトの中で信頼できるお店を選択して購入するか、ホームセンターで取り寄せてもらうことが大半になります。

これからも長く使って上達したいなら

少し予算が高めでも初めにいいモノ買っておく方が上達もするし、作品の品質も高まりますね。

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こちらは実際に僕が、愛用している製品です。
いろんな方のレビューも参考にしながら購入しました。

精度に関しては文句なし

「深さ」「角度の調整」もスムーズに出来て扱いやすいです。

「電子丸ノコ」なので、モーターがガンガン回ってるような騒音も少なく気持ちよく作業ができます。
さらに「サイレントモード」という機能があり、通常よりもさらに静音での加工が可能です。

何よりデザインがカッコよくて、使う度にワクワクしてしまいます(^-^;

マキタ 充電式電子丸ノコ 165㎜ 18V HS631DZSB(黒)

まず、マキタの丸ノコを検討するならば個人的には充電式をオススメします。

理由は2つあります。

マキタのバッテリーの信頼性が高いから
コードレス製品は、様々なメーカー様々な電動工具で販売されていますが、
故障などのトラブルも少なくありません。
電化製品なのでマキタもゼロではないと思いますが、
もし故障するようならば、自分の管理方法を疑った方がいいくらいの信頼性ですね。

バッテリーの兼用も視野に
これを機にマキタのバッテリーを選択しておけば、ドリルドライバーやインパクトとも兼用できるので実用性を考えるとマキタの充電式丸ノコを買うなら2種の電動ドライバーも、という流れがいいかなと思います。
充電器も一つで済みますね♪

とりあえず早くカット出来ればいいなら

正直切れ味とかはチップ次第なので、シンプルな機能のみで無難に扱うだけなら1万円程のモノでも十分ですね。

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コード式の電気丸ノコ。

角度・深さ調整も行いやすく最低限の機能が備わっており、
シンプル構造・昨日でDIY入門用としても扱いやすいモデルです。

メーカーの信頼もありますが、「入門用」と言いながらなんだかんだずっと重宝していきそうな製品です♪

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僕がまだ丸ノコを持っていなかった時に、
1万円程の予算」「トラブルなく使えて」「シンプルなもの
をいろいろ参考にしながら探してみるとこちらの製品がかなり多かったですね。

コード式ならバッテリーの互換性も気にすることなく、
予算と機能性だけで検討することができるので、1万円程の予算であれば間違いない製品です。

正直これより予算を下げてしまうと、
「精度不良」「角度調整がしづらい」「深さ調整がしづらい」
のような弱点も見えてくるので、DIYで使用するなら最低予算1万円が目安かもですね。

まとめ

今回は、丸ノコ精度「平行」「直角」の重要性について解説しました。

木材を切断するだけの作業ならば、精度を気にすることなくどんな工具を使っても同じですが、
家具を作るなど、
なにかしらの作品を作製する場合は案外、軽視はできないものです。

個人の技術や経験も大事ですが、まずは、道具の知識や自分の作業に適した工具を選択してみては。

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