「家の中にベンチがあればオシャレかな??」
「ちゃんとしたベンチを作りたい」
ということで・・・
以前作った「杉スリットベンチ」の余った材料で
屋内用ミニベンチを作ってみました!
ドンッ!
・ちゃんとしたベンチ
◆作業風景
基本的には以前作製した『杉スリットベンチ』と同じ手順です。
前回はつくる順番や構造・設計は探り探りだったけど、今回はちゃんと作ってみました。
◆購入品または準備したものリスト
- 杉角材(”杉スリットベンチ”の余った材料)
- 2×4材
- 1×4材
作製費 600円(塗料、余った材料除く)
手順1 材料を加工する
座板となる杉角材はノコギリ、その他の材料は丸ノコで加工しました。
杉材の表面はザラザラしていたので前回と同様に”アタッチメントサンダー”を使用しました。
手順2 脚を作る
余談ですが、普段は【材料加工→塗装→組み立て】のような順番で作業しますが、
場合によっては一度パーツを作ってから塗装することがあります。
今回の場合「脚」を先に作ってから塗装を行ったほうが、
1.乾燥させるスペースを広くとらない
2.立てたまま乾燥させることができる
という理由で、効率がいいと判断しました。
また、一つのパーツで2色以上使う場合はマスキングなどしながら施工します。
僕はマスキングするのが面倒くさいのでしませんが。
端材などを使ってクランプし固定します。
この時、座板側になる方がちゃんと揃うようにをハンマーなどで軽く叩きながら微調整します。
この状態で横からビス止めします。
これを2つ作る。
次に幕板と呼ばれるつなぎ材となる材料を取り付けます。
Q.幕板てなに?
ー天板や座板の下に幕のように取り付けた部位のこと。
脚のつなぎ材としての役割もあり、フレームの強度も高めてくれる。
技術があるのなら、”組み手”による接合方法が望ましいのですが、
今の僕にはちょっと難しいね・・・
あと、幕板に使用する木材が反っていないかしっかり確認しよう。
フレーム部分が完成しました!
接合方法はともかく、
見た目だけならちゃんとしたベンチになりそうな雰囲気あるよね?
フレームの段階の印象って結構大事かも💡
手順3 脚と杉角材を塗装する
それぞれ使用する塗料は次の通りです。
◎脚:水性ステインオイル(ダークウォルナット)
◎甲板:水性ウレタンニス(クリア)
家具の着色って・・・ ちょっと間違えると圧迫感あるんだよな オイルフィニッシュ? ニス? 水性塗料? DIYとは塗料の仕上がりや色選択も楽しみのひとつなんだろうな
『杉スリットベンチ』では、脚を黒で着色しました。
しかし、今回は屋内で使用する目的として作製するためブラウン系で着色しました。
「黒より茶色の方が圧迫感ないじゃん?」
和信ペイントさんで販売している「水性ステインオイル」という商品は、水性塗料です。
”オイル”って商品名に入っているから少し紛らわしいんです。
杉角材は前回同様に、杉材の風味を生かすためにクリアニスを使用しました。
杉材とクリアニスの組み合わせがお気に入りになりましたね。
これで塗装作業は全て完了です。
手順4 杉角材(座板)を張り付ける
最後に座板となる杉角材を張り付けます。
座板板張り付け用のベース(勝手に名前つけてます)に杉材をビス止めする。
そして、いよいよ最後の組み立てると・・・
完成!
ブラウン系にしたことで圧迫感なく柔らかい印象になった気がしますね^_^
自宅の玄関の雰囲気にしっかり溶け込めました。
水性クリアニスの仕上がりを動画で確認してみてくださいね(^^)/
◆作業レポート(自分にむけて)
今後の活動に生かしていくための振り返り
●コメント(よかったことなど)
ー『杉スリットベンチのミニVer.』
前回作製した杉スリットベンチで、杉角材が600㎜くらい余った。せっかくなので同じような工程でもう一つベンチを作製した。スケールが小さくなった分、作業もしやすかった。必要な材料が600円程度の買い足しで済んだのでよかった。
ー『インテリアとしての存在感』
屋内で利用することを目的としていた。そのためただベンチという意味合いでなく”インテリア”としての存在感を演出したいと考えていた。ただ単純にベンチを作って屋内に配置すると圧迫感が強いという予想ができた。そこで色合いを全体的にブラウン系にして柔らかい印象を持たせた。完成後、なんの断りもなく家に置いていたが特に文句も言われることがなかったのでインテリアとして認めてもらえたという認識だ。
ー『しっかり作ったベンチ』
しっかりとした作り、しっかりとした工程、しっかりとした見た目。インテリアとして配置する以上、使用感はもちろん、見た目もスタイリッシュではなくてはならない。
組み立てた時の材料ズレや塗料のはみ出しなどには気を付けた。
●改善・反省点
- 脚の組み立てがやや強引な作業だった。器具を使用するなどもっとスマートな作業を行えるように準備が必要だ。