2×4材を使ってベンチを作りたいけど、
脚ってどうやって作ればいいの?
「2×4材を使ってベンチを自作しよう!」
って思ったけど、
まず僕がDIY1年目に直面した疑問はこの2つ
・脚の構造ってどれが正解?
・ちょっと小難しい技術が必要なのでは?
ベンチって造りが簡単そうに見えるんだけど、
いざ自分で作るとなると自信がなくなってしまうんですよね((+_+))
でも今なら断言できる、
この3つのパターンを覚えておけば間違いではない!
僕がネットで画像検索しまくってきた中で、
王道だと思えるくらい多かった3つのパターンを
「良い所」「悪い所」にそれぞれ触れながら説明します!
※各名称は適当に名付けました。
それと、説明する前に各部位の名称は下の図を参考にしてくださいね。
①貫板(ぬきいた)張り付け式
貫板を脚に張り付けて固定する方法です。
貫板の長さが適当でオッケー!
文字通り、2本の脚となる板に貫の役割をする板をビス止めして張り付け固定する方法です。
もっとざっくり説明すると、
見た目はちょっと悪いけど、簡単に作れちゃう構造です!
脚の長さが1㎜程度で揃っていれば、まず問題ないハズです。
(よっぽど短いとかじゃなければ)
あと、個人的に感じることがあるんですが、それは
丸ノコ切削の加工精度も大事!
ということ。
DIYを始めたばかりだと「丸ノコの精度」なんてものは気にせず、
「丸ノコなんてどれを使っても同じようカットできるだろ」
くらいに思うかと。
僕は2年くらいはこんな風に思っていましたね。
たしかに、
”同じように”は加工できるんですけど、
”加工精度”は丸ノコの調整や製品よって悪かったりします。
(特に1万円以下のものとか)
例えば
・ガイドに対して真っすぐに切れているか
・材料が直角に加工できているか
・斜め加工の角度は正確か
などなど
DIYを上達させるには必ず考慮していかなければならない内容なんですよね。
もう少し深堀して記事にまとめているので是非こちらもチェックしてみて下さいね(^^)/
見た目がちょっとイマイチ・・・
第一印象として柱の補強部分が不自然に見えますよね?
無くすわけにもいかない。。。
改善案としては、
少し薄い材料にしてみることです。1×4材など。
「2×4材だけで~」という記事の本質からは離れてしまいますが、
この部位を1×4材で代用しても強度には問題ありません。
あと、この『板張り付け式』だと
構造は簡単ですが、
実際に使用している時の負荷がほとんどビスに掛かってしまうので、
衝撃などには要注意です”(-“”-)”
②H型
貫板を2本の脚で挟むように固定する方法です。
「H」のような型になります。
見た目良し!強度良し!
おそらくこの『H型』がDIYベンチで一番見かける構造だと思っています。
2本の柱で挟んでいる板(貫と呼ばれる部位)が直角にさえ加工されていれば、
大きな失敗も少なく作ることができます。
もし、DIYを始めたばかりで2×4材でベンチを作りたいと思ったら、
一度この方法で作製してみてもいいかもしれませんね(^^)/
シンプル過ぎるかも?
DIYで家具などを作る目的はひとそれぞれ。
「実用的で使えるものを作りたい!」
「オシャレな家具に挑戦したい!」
などありますが、僕は両方ですね。
後者の「オシャレな家具に挑戦したい!」
という方にとっては、『H型』はちょっと物足りない見た目かもしれません。
でも、結構基本的な構造なので、
ステップアップのための練習用としては丁度いいかもしれません。
>あまりキレイなつくりではないですが。。。
③口(くち)型
同じ長さの2本の材料を”口”のような形で挟む方法
組み立てが楽で屋内ベンチとしても馴染むデザイン
柱みたいな脚だと、どうしても屋外みたいな雰囲気がでてしまうけど(個人の意見)
”口型”だとなんとなく落ち着いた印象で、
家の中にあっても目立ち過ぎないデザインです。
一軒家の廊下などにピッタリかも
それと、
『①板張り付け型』『②H型』は、
貫(ぬき)を固定するのが意外と大変な作業なんですよね。
それに比べ『③口型』では、
比較的位置を決めて固定するのが容易です。
大きな失敗することなく脚を組むことが出来ます。
なんか普通の形のベンチは見飽きたなあ
という人には結構おススメのデザインですね!
ちなみに僕もDIY1年目の時に口型の脚でベンチをつくりました!
僕が挑戦したベンチの脚
これまでのパターンを少し応用したベンチの脚を紹介します。
Y字のような形にして繋ぎました。
こうすることで繋ぎ部分を少し隠すことができます。
貫の役割をするパーツを45度でつなぎ板に固定します。
ただこの方法、作るのかなりめんどくさいのでもうやりたくないと思いました。。。
まとめ
今回紹介した内容は、
「2×4材だけを使う」「ビス止めだけで出来る」「難しい作業なし」
そんなDIYベンチの脚の構造パターン「王道BEST3」を紹介しました。
基本的な型・構造さえ分かっていれば、
ベンチだけではなくテーブルや棚などを作るときにも役立ちます。
しかし、2×4材よりも板厚が薄い材料を活用する場合は、
板そのものの強度が弱くなるのでより強度を保てるフレームを構成する必要がありますね。
『薄い・細い材料でも構築できるベンチ』
こんな記事を今後書いていけたらなと思いますね!
最後に・・・
正式名称など多少間違いがあるかもしれませんが、
「伝わればいい」と思っているので、
部位や構造などの名称を正しく認知されたい方は、検索等調べて頂ければ幸いですm(__)m