◆写真で振り返る作業風景~Work Scene
「薄くて硬い板? そうだベニヤか!」 「溝加工って・・・ あ、トリマーを使おう!」 あれこれ考えながらも最後の最後まで納得のいかなかった機構 どれもこれも技術不足
購入または準備したものリスト
- ベニヤ板
- 塗料 ワトコオイル 色:ナチュラル
使用した工具
- ノコギリ
- トリマー
- ピンバイス
手順1 ベニヤ板をカットする
ノコギリでベニヤ板をカットします。
今回は1枚のベニヤ板からトリマーのガイドも作製しようと考えていたので下の写真のように加工しました。
もちろん切り出すときも直角を目指すよ
手順2 ベニヤ板からトリマーガイドを作製
1枚板から切り出したこのブーメランみたいなやつ、
これをほとんどこのまま使います。
ストッパーとして適当な端材を釘でとめる
最後に、滑り止め用のゴムを貼り付けて完成!
以上!
「ガイド・治具」と呼べるほどのものじゃないけど、
意外とこんなもんでもその場の作業をこなせたりします!
手順3 トリマーを使って溝加工する
あらかじめ「ガイドを合わせる位置」に線を書きました
この線にガイドを合わせます。
加工中の様子↓↓
使った工具は金属加工用のエンドミルです。
Φ3のエンドミルを使いました。
手順4 溝加工後のバリバリを除去する
トリマーで使った工具が木工用じゃなかったせいかわからないけど、
バリバリひどかったッス。
バリバリの除去完了!
そして終わったら2つに分割します。
手順5 「パカパカ」の開閉軸をつくる
はじめは、Φ4くらいのステンレスダボや細いピンなどを採用しようと思っていました。
そして実際にΦ4ドリルで穴あけをしてみました。
厚さ10㎜のベニヤ板側面に対してΦ4がマッチしてなくて
割れてしまいました。
なので、
より細いΦ2のドリルをピンバイスを使って穴あけしました。
釘の細さがいい感じだったので、
Φ2の穴に挿し込みました。
2Φ以下の穴あけ加工では電動工具が使い辛いので、
持っておくと何かと便利です。
また、僕の場合は、プラモデル作製での使用頻度が高いので重宝しています。
手順5 開閉ストッパー取り付ける
ある程度直角になっていないとランナーうまく溝にハマらなくなるので、
直角のところで開きを止めるためのストッパーをつけました。
差し金を使いながら微調整して、ボンドで固定。
スコヤ―なんかがあればもっと正確にできますね。
僕はこのときまだ持っていませんでした
強い力を加えてしまうと、
90度よりも開いてしまいますが、
ランナーを支える程度ならとりあえずは大丈夫そう
手順6 クリアオイルフィニッシュ
ヤスリ掛けしたときの粉末も少し気になったので、
ワトコオイルのナチュラルで仕上げました。
特に見た目の仕上がりにはこだわっていませんでしたが、
やっぱり木材はオイルフィニッシュすると深みがましますね!
完成!
うん、イイね!
あとは、使ってみて使いやすいかどうか
なにより、これがあるだけで早く作りたい!
◆なぐり書きメモ(自分用)
メモ帳に記入するのがめんどくさい。
だからここによかったこととか反省点を自分が振り返るためのメモとして残しています。
- 釘だと抜けてくる心配あるからそれを防ぐ、もしくわ違う機構を採用する必要がある
- 角度をつけるためのピン(端材と画鋲でつくった)も使っていくうちに緩くなりそうだから、きつくなるように細工した方がいいかも
- 大き目のランナー用でも作る
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