「よく画像検索で出てくるディアウォールってなんだ??」
「なんかカッコイイな!」
技術は足りてないけど
ディアウォールに挑戦してみました!
ドンッ!
・壁に穴を空けない
・「技術ゼロ・知識ゼロ・工具不十分」の人が挑戦してみた
ディアウォールといっても、「これが正しいやりかた」みたいな定義は存在していないと思ってます。
いろいろネットで拝見しましたが、ディアウォールってなんですか?と聞かれたら僕は
木の板が壁に設置されたもの
こう答えます。
◆作業風景
まず今回のポイントのひとつ「知識ゼロ・技術ゼロ・工具不十分・やる気マックス」で行うこと。
『ディアウォール』の作業は初心者の僕には正直ハードル高かった。
だから、作業の様子をご覧になっていろいろ指摘して頂けたらありがたいです。
◆購入または準備したものリスト
⇒「使用部位」 「材料名・商品名称」 「サイズ」 「個数」 の順番
- パネリング(B品)—長さ2000㎜×100㎜×12㎜ 15枚組×2set
- 柱 2×4材 6ft 2本
- 桧角材 長さ910㎜×幅30㎜×厚さ25㎜
- 2×4材専用ジャッキ
- 塗料 水性ウッドリフォームペイント 色:ダークオーク
手順1.材料の準備と加工
「パネリングって、めっちゃ使えるわ」
僕が採用したディアウォール材料は、パネリングと呼ばれるフローリングなどに使用されている無垢の板。
本来は床板として使われる製品だけど、これがディアウォールとして自分のイメージとかなりフィットしました。
さらに、
不良品として安く購入できたからよかった。
床板として使うわけではなかったから全然問題無し。
パネリングを電動ノコギリでカットしました。
今回は大きい材料だったので、足で踏んで固定しました。
もちろんキレイな靴でね。
2枚ずつ重ねてクランプします。
作業しながら気付いたんだけど、
「このままだと真ん中のあたりが重さで曲がるんじゃね?」
そこで考えたのが角材を中央の裏側に補強すること。
そうすれば反りなどを抑制できるのではないかと。
※最後に補強することが困難だと考えたため、あらかじめ5枚ほど張り付けて置いきました
手順2.ジャッキで支柱の設置、そしてパネリング張り付け
2×4材専用のジャッキを使用してディアウォールの支柱を設置しました。
ジャッキを使用することで、壁に穴を空けなくて済みました。
床と木が直に接すると、傷付きやすいし滑りそうな気がしたので
写真2のように市販のシリコンを敷きました。
また、「幅木」と呼ばれる壁と床に接する板が存在し、
その厚さ分、隙間が生じてしまいました。
同じくらいの厚さの端材をスペーサとして活用!
こんな感じ
「幅木」ってあまり意識して見たことないけど
多分ほとんどの家で見かけると思うんだよな。
他の方はどんな風に対処してるんだろうか?
手順3.板の張り付け
パネリングには側面にあらかじめ溝加工が施されていた。並べた時の隙間を埋めるために設計されている。
その溝を活用して上から順に張り付けました。
上から張り付けることで、化粧窓の高さにキレイに合わせることができました。
また、パネリングを二重にして使用することで板の強度不足を解消
(実際12㎜の板だけだと曲げに弱そうだったので)
完成!
塗装しただけでだいぶ良い雰囲気が出てきた。
今回使用した色は「ダークオーク」
塗装する面積も広いため、選択する色によってリビング全体の雰囲気もアレンジできそう
★コンセントの配慮
テレビなどのコンセントの位置が丁度ディアウォールで隠れてしまうところにあった
パネルの溝を活用し、スライドで開閉できるようにした
◆作業レポート
今後の活動に生かしていくための振り返り
●コメント(うまくいったことなど)
―『ディアウォールの材料選択について』
大分頭を悩ませたが、たまたまホームセンターでパネリングを見かけたことをきっかけに作業をすすめることができた。B品ということもありコストも抑えめだった。
ー『落ち着かないリビング周辺の改善』
元々は、なんとなく統一感に欠け、ごちゃついた印象のあるリビングのテレビ周辺だった。ディアウォールを設置したことで部屋の雰囲気が締まり、ディアウォール軸の空間の印象に変わった気がする
ー『初心者ながらも挑戦してみたこと』
知識・道具が不十分なりに、イメージに近い仕上がりとなった。
反省・改善点
- 完成したときの存在感はあるが、色が濃いため
多少の圧迫感はあった
⇒ウォール面積を小さくするだけでも印象は変わるかも - 切断面のやすりがけを怠ってしまったため
近くでみると粗っぽさが目立つ - 今回は水性塗料を使用したが、オイル等の方が
部屋には馴染んでいたかも - パネルを張り付けたネジがおもて面になっているため見た目が気になる