
作製手順やその作業風景

作業中の写真や文章で作業の流れをイメージしてもらえたらうれしいです
準備したもの
- 杉材 100×600×20㎜ (1枚)
- 杉材 70×600×20㎜ (1枚)
- 桐集成材 100×600×13㎜ (1枚)
- MDF材 600×300×5.5㎜ (2枚)
- ダボ
作製費 2000円程
手順1 材料の加工、準備
材料の切断は全てノコギリを使用しました。
カットする回数も少なかったから使う工具はノコギリだけで十分でした。
ノコギリを使い始めておよそ1年ほどですが、
0.5㎜以内の範囲なら揃えてカットできるようになりました!
あと、
冬の季節は外での作業が厳しいので、丸ノコを使用することができませんでした(^-^;

マジで、1年中DIYできる環境が欲しい!
※上の写真は『卓上にピッタリの木製収納BOX~クラフトツール用【No.23】』の材料含む。
手順2 トリマーを使った加工
今回のメインとなった作業が「トリマー加工」
作業を行った部分は次の2つ!
①天板
ここの角を取っておくだけでも見栄えがよくなるんですよね。
ちなみに、DIYを始めたばかりの頃はトリマーという便利アイテムも持っていなかったし、
見た目にこだわる余裕なんてありませんでしたね。
たぶんだけど、
DIYの第2ステップくらいでトリマーが活躍してくると思います。
一応こちらが今回使用したビットです

いろんなサイズがあるけど、とりあえず「25㎜」このサイズがあれば僕のDIYは十分です。
②支柱部分の溝加工
この溝は、棚板を挿し込むための加工です。
今までだと角材を棚板として活用したりしてたんですけど、
強度はあるけど実用性に欠けるというか・・・
溝加工した部分をスライドさせるだけだから、見た目がスマートです。

手順3 準備した材料をワックス仕上げ
ヴィンテージワックスで仕上げました。
どんな塗料を使おうかな・・・
何色にしようか・・・
どんな仕上がりにしようかな・・・
いろいろ悩んでこのヴィンテージワックスを選択しました。
選んだ理由・・・
風味も良くて長く使えるから
手順4 ダボを使って組み立てる
ネジを使用せず、ダボのみでの組み立てに挑戦しました。
位置決めは「マーカー」と呼ばれる便利アイテムを使用しました。
これがめちゃくちゃいい!
『マーカー』を使用したダボ穴加工
簡単に写真で加工の流れを説明します。
あとはダボを挿入していき、組み立てるだけ。
今回の作品は全てこの方法で接合しました。
作品自体もコンパクトなものだったのでグラつくような強度の問題なし。
このダボ用の『マーカー』と呼ばれる商品、
僕の地域のホームセンターでは見つけることが出来ませんでした。(田舎過ぎて?)

ネットなら確実に購入できるし、
このサイズの商品なら郵便物扱いでの郵送のところも多いので、近くで品揃えの良いホームセンターがない方にはネット購入をオススメします!
手順5 MDF材を使った棚板準備する
・ノコギリでも簡単に加工できる
・木目がないので材料の癖がない
・DIYや建築にも使われるくらいの強度
・安価
・水分に弱い
・水分に弱いため塗装困難
棚板にはMDF材を使用しました。
安いし、加工もしやすいし、硬さもあるから便利なんだよね。
ただ、湿気や水に弱い。
いつも僕が行っている水性塗料ではダメなんだよな。
一応塗装する方法があるらしいけど、
そこにあまり時間もかけたくない!
完成!
なにも置いてないとMDF材の未塗装がバレバレだけど、
結局スペース埋まるから問題無し!
なぐり書きメモ(自分用)
メモ帳に記入するのがめんどくさい。
だからここによかったこととか反省点を自分が振り返るためのメモとして残しています。
よくできた、うまくいったことなど
『選んで正解!アンティークを引き出す杉材の木目』
安く済ませようと思えば桐集成材やワンバイ材やツーバイ材という選択肢がある。
しかし、今回作るものはお気に入りの作品にしたかった。
価格よりも家具の雰囲気品質にもこだわりたかった。
そこで、選んだのが杉材。木目もそうだが、やっぱり”無垢材”っていいわ。
DIYって材料選びから始まってるんだな。
『なんだかんだ初めてまともに出来たワックス仕上げ』
今までも3回くらい使用したが、しっくりこない仕上がり。
着色・表面の仕上がり具合、なんか違う感が否めなかった。
改めて勉強し直し、時間をかけて丁寧に作業を進めた。
4回目にして着色もうまくいき、自然な木目もしっかり浮かびあがった。
『トリマーで溝加工して、棚受けにした』
DIY作業における”棚受け”って個人的にすごく奥が深いと思っている。
作る物の大きさによって必要な強度も違い、それに応じて構造も変わってくる。
今回私が作製したものはあまり強度が必要ないもの。
改善・反省点
- MDF材が未塗装のため、棚板部分の色が雰囲気とマッチしていない
⇒MDF材メインで作製する場合は塗装方法を調査してから塗装を行う - 土台となる底板は、杉板ではなく安価な桐集成材を採用したため、ワックス仕上げ後の仕上がり具合が違うため少しチープに見える。
⇒材質は統一した方が、木目も一様になるため締まって見えるかもしれない