塗装色っていろいろあるよな~
木材の風味損なわずに仕上げたいな
ダークウォルナット、ライトオーク、チーク、メープル、チャコールブラック・・・
家具などを作って塗装しようとしても、色多すぎて迷いませんか?
水性塗料・オイル・ウレタンニス・ワックス・・・
塗料の種類も多くて、
どの塗料を使えばいいんだろ?
DIYを始めたばかりだとそんな感覚に陥るかと思われます。
それと、
木材の風味は生かしたい
DIYを始めた方のほとんどがこのように思っているのでは?
僕は、特に杉材を扱う時は特に意識しています(^-^;
僕がこの記事で紹介するのは
「塗料の種類」でもなければ「オススメ塗装色」でもありません!
杉材使うなら、
「クリアニス」を一度試して欲しいということ
これだけ伝えさせて下さい・・・
1 一度は試して欲しい!「杉材+クリアニス」
塗装色ってマジで悩むほど存在しますよね(^-^;
まずは一度「クリア(透明)ニス」で仕上げてみて、
杉本来の風味を味わってもらいたい!!
こんな感じの仕上がりです
杉材本来の色合い・風味がそのまま生かされて、
けっこう迫力ある仕上がりになります!
着色無しでこれだけのインパクトがあるので、
やっぱりニスのツヤツヤな質感も大事なんだなと思います。
とはいえ、DIYって自分好みの色合いに染めるのも醍醐味かと思います(^-^;
ですが、これまで50個近くの作品を作ってきて思うことがあります。
それは、着色にこだわるよりも・・・
・木材の表情を生かす
・仕上がりの肌触りや質感も考慮して仕上げ塗料を選択する
この2つのポイントだけでも作品のクオリティが高まります。
2 杉材は手に入りやすく加工も容易でオススメ★
ここで再確認したいのが、全ての木材ではなく、
特に杉材がクリア塗装と相性が良いということです。
<杉材の良いところ>
・軽量で扱いやすく加工し易い
・木目が美しい
・赤みの強弱があって色合いを楽しめる
下の写真は無塗装状態の材料です。
杉材は、木目がキレイで色合いも楽しめて、
本当に木材を生かしたいのならば、
実は着色の必要がないんじゃないかとすら思っていますね。
普段は着色も楽しみたいけどね
こんなのオススメです
3 オイルフィニッシュのナチュラルも試してみた
身近なクリア塗装にはニスの他にオイルで仕上げるという選択肢もあります。
※CLICKして拡大して頂くと違いが分かります
オイルフィニッシュは、
木材にオイルが染み込んで色味そのままで深みが増す、というイメージですね。
ホワイトパイン材でも試してみました。
実際に塗装した様子もどうぞ⇓
仕上がりを比較してみると、
杉材の方が「深み」を感じるかもしれない。
「オイルフィニッシュ」もクリアニス同様に、
杉材の色合いなどがそのまま生きているように感じます。
よくホームセンターで販売されてるホワイトパインは、
表面がツルツルしているのでオイルが浸透しにくいみたいですね。
なので、あまり深みが出るわけでもありませんでした。
4 ナチュラルオイルとクリアニスの仕上がりの違いについて補足
どちらも杉材を生かしますが、若干の違いがあるので少し補足します。
『ナチュラルオイル』
・木目に深みが出る
・質感に変化なし
・木部に液体が浸透しているため木材の白い部分が染みたように若干着色する
『クリアニス』
・塗装部分が光の反射で明るみを増す
・ツヤツヤの質感
・木部に塗料が浸透しないため本来の色合いそのままの仕上がり
注意点としては、
ナチュラルオイルだと木部の白いところが少し着色してしまうということです。
木材を水で濡らしたくらいのイメージです。
まとめ
杉材の仕上げには、一度クリアニスを試して欲しい、ということを伝えてきました。
塗装色がいろいろあって選ぶのが楽しいのですが、杉の本来の色合いや風味を感じてもらいたい。
そして、作品の仕上げの選択肢という面で幅が広がればもっともっとDIYが楽しくなるのでは?
これからもお互いDIYを楽しみましょう!!
では!
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