小屋を作りたいけど土台どうすればいいんだろ
素人の僕でもできる方法ないかな?
「小屋」とか「ウッドデッキ」の基礎や土台の構築ってすごく難しそうだし、
⇒どんな方法なら自分でも出来る?
⇒どんな構造が自分の作品に適している?
分かりませんでした。
「自分でも出来そうな方法調べてみるか!」
土台構造の例
基本的な構造はどれも似ているようでした。
ただ、使う材料の大きさや組み方が違うだけです。
束柱(つかばしら)と根太(ねだ)の組み方の例
まずは、「束柱」「根太」の組み方です。
束柱と根太の組み方だけでも何種類かあります。
主な例が上の図です。
それぞれ名称はわかりません!
左が一番オーソドックスな方法です。
右がより頑丈に組む方法です。
土台の構築パターンの例
次に「束柱」と「根太」の配置の違いです。
EX1.縦張りの土台
長い板に対して、複数の「根太」が用いられるイメージ。
EX2. 横張りの土台
長い根太に対して、短い板を張り付けるイメージ。
「EX1」「EX2」で言えることは、
「使用する床板の長さ」に対して、
「根太の長さ」と必要な「本数」が変わってくる
こんなイメージを持っておけばいいかと思います(^-^;
紹介したのはほんの一部ですが、
ちょっと調べただけでも様々な土台パターンが存在してました(^-^;
ですが、
ほとんどは、僕が今紹介した方法と同じ、もしくは
用途によってそれらを組み合わせた延長線上でした。
安全で基本的な組み方さえ理解しておけば、
“自分が作るモノ”に適した土台を構築できるハズ!
僕が作ったシンプルな土台
これが実際に作製したもの
この形が僕の作品に適しており、一番作りやすそうでした。
小屋を作ると言っても犬小屋くらいの大きさだったので、
これくらいの骨組みで強度は十分と判断しました。
これより大きい小屋を作る場合は・・・
使う材料も同じで、束柱と根太を増やして構築していけば耐荷重の問題は解決しそう。
ウッドデッキでも応用できます。
ウッドデッキも同じ要領で土台は作れちゃいます
土台作製までの流れを写真で紹介
補足:木材の断面はあまり見せたくなかったので、
「前―front」の面は「根太×幕板」みたいな使い方をしました。
1.材料を準備する
・根太 2×4 パイン材
・束柱 50×50 赤松
・床板 杉板 90㎜×厚さ20㎜
2.最初に全て塗装
屋外用の水性塗料を使用しました。
材料は組み立てる前に(必要に応じて磨いてから)塗装します。
3.「束柱」と「外側の根太」を固定する
床板側の根太を面一にするため、クランプで固定しながらビス止めします
僕の場合、作業台の広さが不十分ですごく作業し辛かった。。。
できればもう少し広い作業台で組み立て作業ができればよかったね(^-^;
とにかく、これだけで土台の半分以上が完了です。
4.「内側の根太」を固定する
※後から準備したため未塗装です。
この場合の加工する根太の長さは間違えられない。
「内根太長さ+根太の厚み×2=外根太」
これの誤差が2㎜以上生じると
「見栄えが悪くなる」または「なにかしら不具合発生」
設計も大事だし、加工後の寸法の誤差もなるべく少なく!
丸ノコ「買う時」「使う時」に大事なことを紹介してます↓
5.床板を張り付ける
実際にビス止めする前に仮置きしてみました。
ちょっとはみ出ていることに気が付いたので、
一枚縦挽きして調整しました。
材料寸法に若干バラツキがあった分このようになりました。
治具無しで縦挽きした動画⇓
根太部分にビスを打っていきます。
この場合もクランプやあて木などを使ってキレイに揃えて固定しました。
DIYやってて思うこと。
クランプめっちゃ使う!
完成!
※束石は未固定
塗装色も相まってめちゃくちゃGOODな雰囲気!
本当は小屋の土台として作製したけど、
このままでもウッドデッキにしてもいい感じ♪
今回の作製した土台の要領で材料の長さ・数を増やしていけば、
もっと大きい小屋、ウッドデッキも作れます。
絶対にいつか挑戦します!
こんな小屋が完成しました
構想・設計に約1カ月
作製に1カ月以上かかりました(^-^;
完成までの流れを紹介しているので
是非こちらもチェックしてくださいね!(^^)!