

普通に塗装するの面白くないかも
どうも、フクロ―です!
何年かDIYしていくうち、普通に塗装するのにちょっと飽きてきました。
そう思うようになったのは、「古材」に出会ってしまったから・・・
少し前から自分の部屋のデスクやイスなどを自作してリノベーションする「作業部屋一新プロジェクト」という企画を始めていました。
この企画の中身が濃くて大変で難しいことばかりで、でも一通り作業を終えて今では満足感でいっぱい。
その作業のなかで、「古材」「廃材」を扱う機会がありました。


皆さんはこの材料を見てどう感じますか?
→汚くて廃棄したい?
→いらない
ボクはすごく魅力的に感じます!
塗装では表現できないこの味わい深さと年季。
決して新しいものが良いというわけではない木材ならではの性質。
複雑な色合いが見ていて飽きがこない。
しかし、古材や廃材はなかなか入手困難。木材を自分で購入して風化させるのも時間がかかる。
「どうにか表現できないかな」
というわけで自分なりに廃材っぽく使用感ある仕上がりを追求してみました。

結構満足な仕上がり。
作業方法はこれ↓
1.砂利でキズ
2.ガスバーナーでグラデーション
3.コーヒー染め
この3STEPです。
工具不要で塗料も必要なく誰でも再現できます。
別に作りたい作品がなくてもいい。1枚の板で試しにやってみませんか?
というわけで、使用感あるヴィンテージ風の板に仕上げる手順を紹介します。
目次だけでもイメージ出来ちゃうかも?
仕上げる手順
手順は3STEPです。
それぞれ作業写真を添えながら、作業方法や注意点を紹介していきます。
1.砂利で傷をつける
砂利やボコボコした地面に軽く擦り付けます。

「軽く」というのがポイント
あまりやり過ぎると本当に傷だらけになるので注意です。
ボクは田舎住みなので砂利なんてどこにでもあるんですが、都心部とかはあまりないのかな?
セリアやダイソーでも砂利は売っていると思います。
コンクリートの上や玄関に敷いて実践してみるのが良いかもしれないですね。
イメージはこんなやつ↓
これの「20㎜」の方が最適ですね。
正直なんでもいいと思いますが、選ぶポイントとしては次に2つです。
1.転がりやすい大きさ
2.丸じゃなくボコボコした粒
ま、自分好みに傷がつけられればなんでもいいです。砂利が最適っていうだけ(^-^;
2.角をガスバーナーで炙る
板を囲うようにガスバーナーで炙ります。
焼き板と同じような流れです

ブラシで擦り、焦げを落とします↓

この段階でこんな感じの仕上がりになります↓

これだけでも結構いい感じですよね。
次のコーヒー染めでよりナチュラルになります。
3.コーヒー染めでほんのり着色(一番大事)
ここが一番悩む作業だと思うのでひとつずつ解説していきます。
まずは、コーヒーの選び方から紹介。
コーヒーの選び方
インスタントコーヒーを使います。

味は関係ないので、スーパーとかで売ってる詰め替え用の安いインスタントコーヒーでOKです。
塗装に使うとは言いつつ、自分で飲む方はお好みで選ぶといいですね。
(ちょっともったいないけど)
コーヒー染めで使うコーヒーの選び方
・安いものでOK
・スティックではなく、瓶または詰め替え用を選ぶ
コーヒー染めで使う豆の量は、飲む時の何倍もの量を消費するのでこれ用に購入しておいてもいいかもしれませんね。
薄め方「豆:お湯=1:3」から
コーヒー豆とお湯の比率は適当というか好みです。ボクの感覚ですが豆の量に対して3~5倍薄めくらいからスタートがオススメですね。
液体の色に反して、思ったよりも着色しない
要するにコーヒーを飲む時の何倍も濃くするイメージでいいかもしれないですね。


仮に薄くても大丈夫!
コーヒー染めは、一度ではなく何度か重ねて着色するので2回目3回目で自分好みの色合いになるように調整できます。
着色する(薄くてもOK)
筆を使って通常の塗装と同じ要領で着色していきます。


1回目の着色が終わりました。
結構濃く仕上がった印象を受けるかもしれません。
しかし、ここで気を付けることは
乾くと色が薄くなる
ただ単に木材に水分が染み込んだだけなんですよね。(ボクも最初勘違いしました)
乾かすと意外とそうでもない↓




ほのかに着色した程度ですね。(元々ちょっと赤みが強くて写真では伝わりづらいけど)
しかし、これくらいで丁度いい方もいるかもしれませんね。限りなくナチュラルに近い風味です。
ボクはもう少し濃くしていきます。
着色する(2回目)
2回目も同様に塗装します。
1回目の濃度を調整しながら再度コーヒー豆を入れたり、お湯を足したりします。


少し濃いめに調整しました。
それでも1回目よりも少し濃くなったくらい。
液体はめちゃくちゃ濃く感じますが、その印象に反して着色はほんのりです。
もう少し濃くしたかったので3回目↓

最終的な仕上がり↓

色合いは撮影した環境などで伝えにくいですが、少しずつほんのり着色できてる変化が伝わればいいなと思います。
before/after
比べるとこんな感じ↓


使用した杉材が元々赤みが強かったので結構ブラウンが強めに仕上がった印象です。
あと、作業全体を通して言えることは
作業の大半は乾燥時間
他の作業はずっと楽しいですが、これだけがネックになります。
夏場であったり、ドライヤーを使えば乾燥時間は短縮できます。

気長にやりましょう
注意点
仕上がった後は、水滴すら注意です!
塗料と違い、ほぼ100%水分なので乾燥させたとはいえ水に触れると普通に滲みます。
水性塗料は、表面に膜を張ったり弾く成分も含まれているので水に触れるくらいなら問題ありません。
もしどうしても、水対策したいという方はワックスで保護してみるのもありですね。
「クリヤー」なら着色せず表面を保護できます。
ワックスの使い方や仕上がりについてはこちらでも紹介してます。
作品例
今回作製した「コーヒー染め+焼きグラデ」の板を棚板として使ってみました。


背板に使用したのは廃材。
それに馴染む棚板を作りたかったため、今回のような使用感あるコーヒー染めの仕上がりにしてみました。
※リンク
古材・廃材との出会い
記事中でも少し触れていましたが、古材・廃材の魅力も少し語っておきます。
おばあちゃんちの庭にあった古材

まさかこんなものが使えるなんて想像できなかった。

処理は大変だけでこの深みは絶対に塗料では再現できない。
やっぱ自然って好きだわ~
知り合いからもらった廃材パレット

捨てられそうだったパレット。
最近ではプラスチック製のパレットが主流でこんなボロボロのもは廃棄されてしまいます。
いや~勿体なすぎる!
風化だけでなく、荷物を載せたり引きずったりしてできた跡のような汚れが目立ちます。
しかし、洗浄して表面を整えるとそれが良い味だったりします。

これくらいだともう着色もいらず、意外とインテリアや家具としても馴染むんですよね~

どなたかこんな廃材パレット入手できる方法知りませんか~?
ぜひこちらまで↓
まとめ
コーヒー染めと焼き板の技法を組み合わせて、使用感のあるヴィンテージ風の板に仕上げる方法を紹介しました。
仕上げる手順は以下の通りです。
1.砂利で傷を付ける
2.カスバーナーで角を炙る
3.コーヒー染めでほんのり着色
コーヒー染めでは、材料をほんのり自然な着色ができますが作業にいくつか気を付けるポイントがあります。
・思ったよりも着色しないため乾かしながら重ねて着色する
・塗装直後と乾燥後の色合いが違う
・完了後は水に触れないようにする
クリヤーワックスで表面を保護することで水分への対策ができます。
また、古材/廃材の魅力も紹介しました。
ホームセンターと違って入手が困難ですが、機会があれば是非扱ってみて下さいね!

これからもお互いDIYを楽しみましょうね!!
せばな!

