
作業の流れ~Works Scene

作業の流れをサクッと紹介します
作業開始日:2025/8/10
作業時間:約40日間
材料:カフェ板、杉合板、OSB合板、その他(廃材、古材)
使用した工具:丸ノコ、インパクト、ドライバドリル、ミニサンダー、ジグソー、ディスクサンダー
・画像はCLICKして拡大できます
・各工程の見出しをタップ/クリックで開けます
・PC表示推奨
・加工手順は多少異なります
作業期間はなんと40日以上!
そして今回の作品の特徴は、ほぼカフェ板だけで構築してることです!
長さ1600㎜のテーブルと600㎜のテーブルを繋げたL字テーブルとなります。


作業デスク解体
これまでの窮屈な作業場を解体。
天板に使っていたカフェ板は塗装を剥がして再利用します↓

脚(うま)も作業板を乗せる脚として再作製↓

材料加工
加工する材料はほぼカフェ板です。
ある程度長さカットしてから、縦挽きして切り分けていきます↓


材料のカットで一番気を付けたポイントは「材料取り」
適当に片っ端から材料を切ってしまうと次のようになる。
・無駄な廃材が生まれる
・必要以上に材料が必要になる
加工寸法の例としては、カフェ板の幅が200㎜なので60㎜×3本のように切り分けます。


丸ノコを使って加工する作業はいつもなら楽しいのですが、今回ばかりはかなり骨が折れる作業でした。


その他の材料加工
フレームのR(円弧)デザイン加工
脚や柱の支えとなるフレームに円弧加工を施しデザイン性を追求。
パソコンで円弧作成して、プリントアウト→ダンボールに貼り付け→切り抜き

この型を使って印を付ける↓

ジグソーで無理やり加工した↓

円弧、平面の両方磨けるサンダーで仕上げる↓

ボーズビットでちょっとオシャレにして完了↓

無理矢理ジグソー使ってみましたが、卓上糸鋸盤があれば最適でした。
ジグソーよりも快適に安全な円弧の加工ができます。
また、ジグソーでは加工しづらいある程度小さな材料も可能です。
設置場所さえ確保できれば持っておいてもいいかもしれないですね。
脚の斜め切り
脚の形状も割と見栄えに影響します。
スライダ―治具を使って角度切り↓

これをやっておくだけでも見た目が少しでもシャープな印象になります↓

大入れで組みで組み立てたい
組み立ての効率を考えるとやっぱりどうしても大入れ組みにしたい↓

組み立ての際にクランプで固定して位置決めする手間を考えると、
ここでひと手間加えておいた方が圧倒的に楽だし、品質向上にもつながります。
丸ノコで簡単にできるので脚やフレームを組む時に試してもらいたいですね。
大入れ組みのメリットについてこちらの記事後半でも紹介しています。
塗装はがし
このためにわざわざ買ってしまいました。
HIKOKI 18Vコードレスディスクグラインダ G1810DB

コードレスで塗装の剥がしや削る作業ができます。
ボクがこれを購入した理由は「無段変速ダイヤル・オートモード機能搭載」してるからです。
最大出力も木工なら申し分なく使え、軽金属やコンクリートでもある程度は対応できます。(電源の消費はすると思う)
塗装剥がしは電動サンダーでも可能ですが、かなり時間がかかります。
振動で削るサンダーに対して、回転で削るディスクグラインダの切削力は段違い。
少しコツも必要ですが、サクサク塗装面を削り落とせます。
削った平面に関しては、加工者の技量に委ねられるので注意。


上の写真では、電動サンダーを仕上げとして使用しています。
ポケットホールジグ
これはめっちゃ便利!

DCM ポケットホールジグ
斜めにビスを打てる治具です。真っすぐよりも斜めにビスを打つことで強固に固定されます。
さらに、斜めからビス止めが可能になるので、木材の連結方法の幅が広がります。
2×4材に適した仕様ですが、ボクが実践した材料は幅60㎜×厚み30㎜。
ストッパーの調整によっては多少サイズが違っても対応できます。
これまでのボクのビス止めパターンの例

<A>50mm上の板厚を貫いて固定する場合
→長いビス必要、固定が保持力△
<B>ビス頭を途中まで入れ、ダボで埋める
→保持力〇、美観◎、ちょっとめんどくさい
ポケットホールジグによるビス止めは、美観△だけど穴あけ部分が隠れるような位置なら気になりません↓
とにかく、端面からだけでなくどこからでもビス止めできるのが一番のポイントかもしれないです。


自作のアジャスター作製
ガタつき対策として脚の一部に自作アジャスターを導入しました。
ホールソーを使ってくり抜く↓


穴あけなどしてから六角ボルトに通して固定↓


実際に使用するとこうなります↓

長さ1600㎜のテーブルでは脚が6本という設計。
脚が多くなるほどガタつきが生じたりなどのバランスが取りにくくなるためこのような方法にしました。
もっと詳しい「自作ジャッキの作り方」はこちら↓
使用したホールソー SK11 木工用ホールソー SIH-001
板厚20㎜の材料でΦ25/32/38/45/50/55/60/65㎜の穴をあけることができます。
特に、穴をあける径が大きくなるとボアビットでもかなりの負荷がかかるので、ホールソーの方が有効的な場合があります。
さらに、くり抜いた円形の端材もなにかしら活用できるのが嬉しいですね。
古材再利用(背板用)
とりあえず40年以上手つかずの古材がこれ↓

おばあちゃんちの庭にずっと放置されてました。
「こんたな何さ使うなや?」
と言われましたが、ボクにとっては宝物。
というわけで汚れ落としたり、天日干しにしたり、オイル塗るとこんな感じ↓

塗装
部位ごとの使用した塗料は以下の通り
天板
→「オイルフィニッシュ ナチュラル(ニッペホームプロダクツ)」+「水性ウレタンニス クリア(和信ペイント)」
脚、幕板などのフレーム
→オイルフィニッシュ エボニーブラウン(ニッペホームプロダクツ)
フェンス
→オイルフィニッシュ Mウォルナット(ニッペホームプロダクツ)
天板
冒頭でも紹介した天板では、ナチュラルオイルで深みを出してからクリアニスで表面を保護しました↓
クリアニスだけでも意外といい感じになります。



脚、幕板、フレーム関連パーツ
天板の風味を生かすイメージで少し暗めの落ち着いた色を選択。


フェンス
赤みの少ない杉材にMウォルナット(オイルフィニッシュ)をいれるとこんな感じ↓

深みがないというか味気ないというか。。。
ここからは作業素材ないんですが、いろいろやってこんな風に仕上がりました↓

ヴィンテージ風じゃないけどちょっと使用感あってめっちゃ好き。
組み立て
先に脚、土台を組み立てて最後に天板を乗せます。
※長い方のテーブルは部屋にパーツを搬入してから組み立てます。
脚
大入れ組みは取り付け位置が決まっているから楽に固定できるのが特徴↓

ビス止めした時のズレを軽減するため、クランプスクエアというもので固定します↓

材料を直角に固定する時に使します。
コーナークランプとはまた違った使い回しやすさがあり、幅広いシチュエーションで使用が可能です。
また直角の精度も良好であり、スコヤとしても活用できます。
ボクの作業では、テーブルの脚や棚を作るときに大活躍していてもう手放せないです。
サクッと組み終えた脚↓


クランピングを使った、つなぎ貫の固定↓

組み立てる作業ではクランプ固定がめっちゃ多くなりますね。
土台が完了しました↓

長いテーブルは部屋へ搬入後に組み立てます。
天板
自作の天板ジョイント↓

このパーツを使うことで天板を固定することができる↓


このジョイントパーツは接着剤で仮止めしてからビスを打つことで正確に固定できます。
使用した木工用接着剤↓
木工に適した瞬間接着剤です。ビス止め前の仮止めに最適なのであるとかなり便利です。
お近くのホームセンターでも販売されているのでお試しあれ~

こちらのテーブルも一旦完了!
あとは搬入後にいろいろ付け足します。
搬入~組み立て
マットを購入し搬入の準備↓

とりあでずパーツを運んでおく↓

まずは、組み立てておいた短いテーブルを置いてみる↓

いろいろ取り付ける↓
(ここの部分説明不足でごめんなさい)

Rデザインフレームと自作アジャスターを追加して安定させます↓

長い方のテーブル組み立てです。
脚をつないでいきます。ここでもクランピングスクエア使用↓


さすがにこのサイズを一人で組み立てるのは大変でした。。。
持っているクランプをフル活用でした。
なんとかここまで完了↓


天板待機↓

天板を固定します。
天板の固定方法はホールジグであけた下穴からビスで固定する方法↓


残りの作業もさっと流します。
中間の柱とジャッキを追加↓


作業中の写真はありませんが、収納スペースとしての板を張り付けました↓


フェンス、古材の背板の取り付け
天板に設置する「目隠し用フェンス」と「古材を活用した背板」の取り付けです。
目隠し用フェンス
購入した杭をカットして作製した柱を設置↓


柱に板を張り付けていきます。
ここでどんなビスを使うか悩みました。なぜかというと、、、
皿ビス→頭が埋まって木割れすると見た目が悪い
トラス→木割れはしないけど見た目が悪い
釘 →ハンマー叩けるほど柱が頑丈ではない
ボクが選んだビスはこちら↓

これすごく気に入りました!
頭が黒く塗装されているのもいいですね!

ビス止めって目立たないのが吉だと思っていた。
でも、アクセントとして敢えて目立たせるのもありですね。

古材の背板
ネームも入れた古材。
ここまでするのにかなり手間暇かけたので愛着も湧いてきてます。

釘で固定↓


塗装では出せない味わい深さ。
古材収集にハマりそう。

というわけで、土日の休みと平日帰宅後の時間を使ってコツコツと作業すること40日以上。
完成しました。。。

クラフトスペース(短いテーブル)の詳細はもう少し時間に余裕が出来たら追加させてください。
正直、この記事書くのもめっちゃ疲れてしまいました。
時々思うんです。
「一体誰のためにかいてるんだろ・・・」と
まとめ~Summary~
ずっと憧れていたL字デスクを作製した。
設計や作業内容は「簡単」「誰でも出来る」とは言えず、5年程DIY続けてきたからこそ実現させることができた。
作品の主なポイントは以下の通りです。
・クリアニスで杉の風味を生かした天板
・野地板を古風な仕上がりにしたフェンス
・40年以上の古材を生かした背板フェンス
・自由で豊富な収納スペース
・フレームR(円弧)デザイン
主な作業としては
・ディスクグラインダを使った塗装はがし
・ポケットホールジグを使ったビス止め
・自作のアジャスター作製
・古材のリメイク
などが挙げられ、全体を通してすごく内容の濃い作業でした。
これまでの窮屈な作業環境をから一新して、新たな作業テーブルでプラモデル活動やデスクワークに励むのが楽しみです!
ここまで読んでくれた方は、間違いなく「DIYが好き」「モノづくりが好き」で間違いないです。
その「好き」を行動に変えて、レベルの高いモノづくりを追い求めていけたらもっと楽しくなるはず!

これからもお互いDIYを楽しみましょうね!!
せばな!
なぐり書きメモ
あとで挿入する記事
・ディスクグラインダで塗装剥ぐ動画と記事
・古材リメイクの動画と記事
・アジャスターの動画と記事✔
・短いテーブル側の記事あとで追加
結構疲れてきた。

